雪の降る夜2011/01/06 21:35

本棚
OLYMPUS E-520
ZUIKO DIGITAL 14-54mmF2.8-3.5Ⅱ
撮影場所:自宅




夜、パソコンに向かっていると、モニターの後ろにある窓の外が急に騒がしくなったような気がした。

いつの間にか粒の大きなぼたん雪が闇夜にはらはらと舞っていて、窓ガラスにぶつかっては融けて流れ落ちてゆく。

落ちてきたかと思えば吹きあがったり、こちらへ向かってくると思えば急に向きを変えたり、風に翻弄されながら飛ばされる雪の粒たちは、まるで大きな魚に追われる鰯の群れを見るような動きをしていた。

立ち上がって窓の外を見れば、向かいの家の屋根はもううっすらと雪化粧をしており、このまま降り続けば明日の朝にはひと冬に2~3度あるかないかの銀世界が見られるだろう。

そんな風景を想像して楽しみなような面倒くさいような気持ちになりながら、急に思いついて傍らの本棚の整理を始めることにした。

この本棚は机のすぐ横にあって、ということは椅子に座ったまま手を延ばせば届くところにあるので、ついつい爪切りだとかカメラのバッテリーだとか、そんな細かいものを置いてしまう棚のようになってしまうわけだ。

なので片付けるといっても、そんな細々としたものを机の引き出しに入れてしまうとかごみ箱に入れてしまって、本来そこに並んであるべき本だけにしてしまえばいいという簡単な作業で、雪の降る夜にごそごそと、寝るまでの暇をつぶすにはちょうど良い事業なのである。

すっきりと片付いた本棚にはあと50冊ほどの文庫本が置けるスペースが出現した。

ハードカバーの本など滅多に買うこともないので、たぶん、あと半年ぐらいは本の置き場に困らないだろうと思うとちょっぴり嬉しくなってきて、手持ちの撮影機材を並べて眺めてみたりするのである。

そういえばこんなのや、こんなのが発表されたりして、新しいおもちゃが好きな僕にとって本当は本の置き場の心配よりも、おもちゃ箱の容量と通帳の残高の心配をすべきなのかなとも思うけれども、心配をする前にわくわくしてしまう性格は、これから先も変わりそうにない。

で、わくわくしたままカメラ屋の店頭であれこれ触ったりして、気がつけば青い箱を持って家路を急ぐ自分の姿が、雪の降る夜に次の朝の風景を想像することよりもたやすく頭の中に思い浮かんでくるのだった。やれやれ…。



コメント

_ josiecallahan.hatenablog.com ― 2017/07/30 10:46

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