冬が来る前の2010/11/09 17:15

静宴
OLYMPUS E-520
ZUIKO DIGITAL ED 50mmF2.0Macro
撮影場所:津和野町堀庭園



秋も深まり、朝晩の冷え込みを感じるようになってきた。

振り返ってみれば、記録的な猛暑だった今年の夏、つい最近までTシャツ一枚で過ごしていたような気がする。

このブログを立ち上げたのも、ようやく夏の暑さが少し弱まってきた頃だった。



僕は趣味として写真を撮るようになってまだ何年も経たないのだけれど、

写真をはじめてからそれまでに比べて少しだけ季節の移り変わりを積極的に感じようとするようになった。

人は季節の風物詩を見て「あぁ、今年も秋がきたな。」とか、「また寒い冬が来るなぁ。」とか、

あるいは例の【愁】みたく、言葉で表すほどではない微妙な感情を自分の中に見つけるのだと思う。

そして写真を撮る者は、撮った写真のなかにそのときの心の動き、つまり【感動】を映し込もうとする。

まぁ、うまく映し込めることは稀なんだけど、そうやって写真を撮っているといやでも季節のうつろいを追いかけることになる。

そしてそうやって撮った何百枚かの写真の中から一枚を抜き出して、僕は想ったことをキーボードに打ち込む。



― ひとつのエントリーに写真は一枚だけ、何かしらの文章を添える、丁寧語は使わず、一人称は【僕】 ―



これだけのルールを自分で決めて始めたこのブログ、もうずいぶんいろんなことを書いたような気がするんだけど、考えてみればまだひと月と少し…。

いろんなことを書いたと錯覚するのは、想ったことの内容がどんなことであっても、

何も想わないより少しは密度の濃い日常を過ごすことができている証なのかなと思う。



そういえば、中秋の頃あれほどまとわり付いていた【愁】の一文字が、最近、僕の心情から消え始めた。

街が晩秋から初冬の装いになり、今は冬が来る前の季節の変わり目…。



【愁】の一文字が消えてゆくのは、きっと心の中に寒い季節を迎える準備ができてきたからに違いない。


コメント

_ manicure ― 2017/05/05 00:47

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